2分割の日本型小型レイアウトで、分割して組み合わせると箱状になります。背景に浮かぶ月が3枚の田んぼに映るということで「田毎ボックスレイアウト」と名付けました。
箱の状態のサイズが175mm×200mm×460mm、走行時の状態では830mm×175mm×200mmです。
レールはロクハンで、左側の街の下と右側の山の下でR45のカーブレールを使い、中間は直線とR495で構成したドッグボーンになっています。駅部分ではポイントで分岐して引き込み線を設けました。ポイントは電動です。
走行の様子をご覧ください。走らせているのはロクハンのZショーティーです。R45の極小半径のために、走らせることができる車両は限られます。
夜景ではホタルも光っています。ホタルの点滅にはEspruino PICOを使っています。
箱の状態から組み立てて走行、そしてもう一度箱の状態に戻す動画です。分割して箱に組み立てるとき、それぞれの側の高い部分と低い部分が対向してうまく納まるようにしています。
各部分の風景です。
左側が街、右側が山で、間には田んぼと池があります。山の上にはお堂があり、滝が流れ落ちています。背景は過去に撮影した風景写真から山と空が適当な割合で入るようにトリミングしてインクジェットプリンターで印刷したものを貼り付けました。道が奥へ続いている部分は突然途切れたようになっていて、なんとかしたいと思っています。
駅舎は上にあり、階段で下のプラットフォームに降りるタイプの駅です。階段部分は3Dプリンターで作りました。
建物はロクハンの完成品とサンケイのミニチャートプチの紙製キットを使っています。人形の配置はまだこれからです。
建物の照明は3mmの電球色LED、街灯は白色チップLEDの出来合いのもの、月は電球色のチップLEDを使っています。
ホタルはEspruino PICOで三つの緑色の5mmLEDを点滅させ、その光をゴムテグスを光ファイバー代わりにして緑の茂みの中へ導いています。
街や山の下で止まってしまったときやレールメンテナンスのために、街部分と山部分は取り外しできるようになっています。
コントローラーと電源、車両ケースも内蔵しています。
コントローラーはLT3080を使った簡単なものです。電源はPanasonicのモバイルバッテリーQE-QL103(2,900mAhの小型のもの)に5Vから9Vへの昇圧アダプターをつけて使っています。モバイルバッテリー+昇圧器を電源とする場合、モバイルバッテリーから安定的に5Vが出力されないとダメです。負荷に応じて電流が自動調節されるタイプの普通のモバイルバッテリーではうまくいきませんが、使用したモバイルバッテリーはスイッチがあり、スイッチONで安定的に出力されます。9Vの6P電池だとあまり長時間の運転はできませんが、これだとかなり保ちます。
少し電源電流が足りずに、ポイント切り替えが電流が大きく流れるときには、照明が一瞬暗くなりますが、これはやむを得ません。
作成途中の様子です。ホームセンターで買った安い板を使ったのですが反りがあり、工作の精度の問題とあわせて、設計通りにきれいには納まっていません。
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