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ピクニックモジュール

持ち歩いて気軽にその場で組み立てて運転ができるようにということで、トランクレイアウトとは違った趣向でこんなものを作ってみました。

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この写真では、ストラクチャや樹木などを置く前の、単純なオーバルのレイアウトとしか見えませんが…

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…実はこんな風に8つのモジュールに分かれているのです。

そして…

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モジュールを組み直すことで、こんな風に様々な大きさのレイアウトに変身します。

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このモジュールは、165mm×165mmの正方形で、接続は磁石でおこなっています。220モジュールの企画段階で、磁石で接続できたら簡単でいいなぁとアイデアを出したことがありましたが、それを実現したものです

通電は、各モジュールの接続面に二つの端子を設けて、それを接触させることで行います。端子は0.1mm厚のリン青銅板を切って作りました。一方の端子は少しふくらみを持つように曲げてあって、それ自体の弾力で確実に相手側と接触して通電するようにしてあります。

裏側はこうなってます。レールは220モジュールと同様に、隣のモジュールとは単に突き合わせになります。レールの途中にハンダ付けしてモジュール裏側へ引き出したリード線を、両側の端子につながったリード線とハンダ付けしています。

一つのモジュールだけ、そのリード線をさらにDCジャックへつないであって、コントローラからのDCプラグ経由で給電します。

右の写真は製作途中の様子。モジュール本体は、木工を仕事にしている友人に寸法を言って作ってもらいました。プロに頼んだので、寸法の揃った綺麗な仕上がりです。各モジュールの厚みだけはホンの少し誤差がありますが、レールを敷くときの道床の厚みで調整しています。

磁石は、ホームセンターで買ってきた、食器棚などでよく使われる部品です。「この磁石をこんな風に付けて、パチッと接続できるように…」と友人に頼みました。

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モジュール8つがちょうど入る大きさのカメラバッグを買ってきました。モジュール二つ分くらいの厚みの箱が一緒に入ってますが、これは、コントローラーやストラクチャなどを入れるために作りました。

また、写真左に見えているのは、バッグにモジュールを入れた上に乗せてちょうど納まるように作った、車両ケースです。木で箱を作り、厚紙で仕切りを入れただけの簡単なものです。蓋の内側に貼ったスポンジで押さえることで、移動中に車両が中で動かないようにしています。まだこれで移動したことはないのでうまくいくかどうか…。

このようにきっちりとモジュールをバッグに収めるために、モジュール自体には起伏やストラクチャ、樹木などは一切付けていません。建物や樹木はすべて後置きです。これはバッグに詰める都合もありますが、先の写真のようにいろんな配置ができるので、建物や樹木もそれにあわせて後から置くことで、いろいろな組み合わせを楽しもう…というコンセプトです。

ただ、そのためにどうしてもリアリティを追求した作り込みはしにくくなります。その辺りは割り切って、ご覧のように芝生紙主体で仕上げてみました。どうもオモチャっぽい(妻はゴルフ場みたい…と言ってます)感じになってしまいますが。

ともかくこれで、このバッグ一つで一式を持ち歩けます。で、ピクニックモジュールと命名しました。

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お披露目として、ホテルの一室で実際に列車を走行させている様子です。このときは駅舎などのストラクチャを持って行かなかったので樹木だけ置いてます。走ってる車両と道路上のクルマは、このときご一緒した、ななつぼし☆さんのものです。

ストラクチャで遊ぼう

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2006年8月のSpurZRoom関西おふみが本格的なデビューとなります。デビューに向けてちょこちょこといじっています。(やっぱりイベントがあるとやる気が出ますね。)

モジュール本体については、踏切の板を付けたのと、プラットホームを付けたくらいです。後は全部、後置きのストラクチャ類です。

左の写真がピクニックモジュールを横長に配置して、用意したものを全部並べてみたところです。

真ん中の写真は、その後置きのストラクチャ類をテーブルの上に並べてみました。
駅舎はMarklinのWintersdolf駅(8970)。家二軒はKibriの6780で、コンさんからのいただき物をありがたく使わせていただきました。ありがとうございます。変化を付けたくて、一方だけ屋根を青く塗ってあります。ブランコ、滑り台、ベンチといった小物はすでに紹介したものです。(これらはスチール棚レイアウトの方で使うかもしれませんがとりあえずこっちへ置いてみました。)
丸太小屋とボートはすでにレポートしたのと同じ手法でもう一つ作りました。
駅舎のベンチ、公園のベンチ、ブランコ、家のベランダ、ボートなどに人形を何体か固定してあります。
木はNochの自立するタイプのものです。植え込みと花は透明な薄いプラスチックシートを切って、その上に貼り付けてあります。

右の写真は、真ん中の写真のものを全部、ピクニックモジュールの付属品箱に納めたところです。ほぼいっぱいですが、小物ならもう少し入りそうですね。

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ちょっと変な編成ですが、Sersaのディーゼルに貨車を引かせて走らせてみました。

駅舎に立っている人は、壁にもたれている、という形で固定してあります。足で立たせるだけだと輸送中にはずれそうなので。おじさん二人なのでちょっと寂しい感じですね。

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池畔の丸太小屋の前には豚がいます。池に浮かぶボートで釣りをする人がいますが、こんな小さな池で何か釣れるんでしょうか。その姿をベンチのカップルが眺めています。

牧場では牛と馬が草を食んでいます。(牛を注文してあるので数はもっと増える予定です。)

家のベランダに立っている女性も、壁に固定です。ベランダで壁にもたれているのはちょっと変?

公園のブランコには、おばあちゃんと男の子が座っています。残り少なくなった夏休みをどう過ごすか、話してるんでしょうか。

ミニトンネル

やっぱりトンネルが欲しい。収納の都合上大きなものは無理ですが、ストラクチャ用の箱に収まる範囲で作ってみました。

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まず出来合いのレンガ壁素材で掩体を作り(トンネルポータルはパンタを上げて通れる高さにしました)、そこに石粉粘土で岩を作って貼り付けます。岩はウッドランドのロックモールドで作りました。
岩にそれらしく色を塗り重ねて、草を貼り付ければできあがり。樹木は乗せてあるだけです。

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こんな感じでちょっと変化が出ました。

照明

やっぱり建物には照明を入れたい、しかし照明用の電源を各モジュールへ供給するには、追加の端子が必要で面倒くさい。そこで、レールへの電源からブリッジダイオード経由で取る方式でやってみました。

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こんな風に、普通の家には室内に、駅舎には軒下と室内に照明が入ります。

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仕掛けは、モジュールの裏側でレール用電源からブリッジダイオードと15mAの定電流ダイオードを経て、細い真鍮パイプで作ったソケットへつないで、芝生の中に埋め込んでおきます。
何カ所か作ったソケットの適当なところに3mmの電球色LEDを差し込み、その上に家のストラクチャをかぶせて置くだけです。
駅舎についてはLEDは駅舎自体に取り付けて、駅舎の底とモジュール表面に作った端子から電源供給するようにしました。駅舎を然るべき位置に置けば点灯します。

もちろんレール用電源からの供給なので、車両を走らせないと光らないという難点はありますが、それでも明かりが入ると情景が生き生きしていいですね。

ちょっと改造

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収納の都合があって構造がフラットなので、地形にも変化がありません。盛り上げて丘や山を作るのは無理としても、掘り下げて水辺を作るのはできそうだということで、やってみました。
隅の部分の表面の板をカットし、底になる板を補います。100円ショップで買った皮風シートで石垣(に見えるかな?)を、シーナリーサンドで土手を、それぞれ作ります。
底は目止めのためにジェッソを塗りました。わざと波のように厚塗りしておきます。
乾いたら色を付け、ウッドランドのリアルウォーターを薄く流し込んでできあがりです。

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反対の隅は花畑にしてみました。また、池ももう少し掘り下げて、色も濃すぎたのでやり直しました。
また、全体に芝生紙がベタッとした感じなので、まだらに汚してところどころに背の低い草を生やしてみました。
線路と道床のコルクももさび色に塗り、道などの地面も汚してみました。
ホンの少しだけリアルさ(とまでは行きませんが)がでたでしょうか。

洋上ピクニック

しばらく眠ったままのピクニックモジュールでしたが、年末年始に船旅に出かけた際に太平洋上で遊ぼうと持って行きました。終日航海日という日が数日あったので、ゆっくりと楽しむことができました。

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船内のロビーのようなスペースで、窓際のテーブルの上に広げて走らせました。窓の外は太平洋です。
通りかかった乗船客の方が大勢声を掛けてくださいました。Zゲージ持ってますという方も一人ありました。

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時間があったので、ピクニックモジュールのいろいろな風景を撮影してみました。こういうことをするなら背景画を用意していけば良かったですね。

高台

ピクニックモジュールは収納の都合上、地形は平板で高低差がわずかしかありません。なんとか山とトンネルが欲しい…折りたたみ式の山が作れないか…などと妄想してきましたが、さすがに山を折りたたむのは難しいので、高台の平地をカーブモジュールの上に乗せられるようにしてみました。

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左が高台を乗せた状態(上には3Dプリンタで作った観覧車を置いてみました)。右が従来のフラットな状態です。

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別の角度から見るとこんな風です。高台の上にある線路(ロクハンのR120)はダミーで、走行はできませんが、ここにも車両を置けば、立体交差の雰囲気は味わえます。

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カーブモジュールだけを取り出すとこのような状態です。高台は乗せてあるだけです。

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高台部分は高さが6cm弱ありますが、このままではバッグに収納できません。
高台部分は、上板と壁とに分かれます。そして壁は平たく折りたためるようにしてあります。これで問題無く収納できます。

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